よもぎ蒸し(ビオスチーム)を廃止した理由 そして今だから言える効果の疑問点

ビオスチームを導入していました
当院は約3年間くらい美容はりの併用として導入していました。
ビオスチームは普通のよもぎ蒸しとは違い、そのまま食べても問題ないオーガニックな薬草を使用しています。
患者さんの反応は良く、好評でした。

ビオスチームの薬草の効果は多岐に渡ります。

なぜビオスチームを廃止したか
当時はマンションの一室で2部屋の個室を施術室として使用していました。
片方で鍼灸治療をしていてもビオスチームの香り、湿度が隣の施術室に影響を与えませんでした。
現在は手狭になったので移転し、半個室が4部屋のテナントに。
ビオスチームの香り、湿度が他の部屋に影響を与えてしまうことから廃止にしました。
よもぎ蒸し(ビオスチーム)の謳い文句の疑問点
経皮吸収50倍と講習時に習い当時は宣伝していました。
多くのよもぎ蒸し(ビオスチーム)を取り扱っているサロンの謳い文句ではないでしょうか。
講習時に講師が言っていたのが、「学生時代はお金がなく、少ないお金で酔うためにはタンポンにお酒を浸し中に入れていた」と聞きました。
女性スタッフ2人にお願いをし、日本酒で試してみました。
結果は変化なし。
講師の話はウソではないかもしれませんが、皮膚に比べて経皮吸収が50倍ということに疑問を覚えました。
ただし、わたくしがビオスチームですごい体感したのが「お通じが違う」ことです。
もともと快便なのですが、ビオスチームの部屋にいるだけでより快便効果を感じました。
ビオスチームは便秘の人には最適な方法と思います。
当院は美容をやっているのですが、「便通が悪い=肌がキレイでない」です。

経皮(陰部)からの吸収に関して疑問がありますが、ビオスチームはとても身体に優しい成分です。
よもぎに関しては、良質のよもぎ、粗悪なよもぎがあります。
鍼灸院でのお灸は、よもぎでできています。
良質なよもぎは高額なので、よもぎ蒸しに使うよもぎは粗悪でオーガニックなビオスチームと比べると効果は衰えます。
※良質なよもぎは一握りで一万円もします。粗悪なよもぎは一握り数十円程度です。
もし吸収できたとしても粗悪なよもぎを吸収させることに抵抗を感じます。
試してみたい方は、よもぎ蒸しよりオーガニックなビオスチームを体験したほうが良いでしょう。