鍼灸治療はすべての疾患・症状に対して治療可能である
鍼灸治療に来られる疾患・症状
鍼灸院にはあらゆる症状の方が来院されます。
一般的な肩こり、腰痛から難病まで。
特に鍼灸専門院となると、現代医学では改善されない方が多くみられます。
当院ですと、難病で一番多いのはパーキンソン病の方です。
治療院によっては、ガン、突発性難聴、小児症状、アトピー、ALSなど専門的にやっている鍼灸院もあります。
鍼灸専門治療院となれば、根本的にすべての疾患・症状に関して治療ができるはずです。
古来の鍼灸治療は医者がおこない、すべての患者さんに治療をしていました。
余談ですが、古来の医者でランク分けというものがあります。
上医・・・10人中9人治すことができる医者
中医・・・10人中8人治せる医者
下医・・・10人中7人治せる医者
上記は一つの症状でなく、すべての症状を統計的に表した事柄です。
すべての疾患・症状に治療できる? 本来の鍼灸治療とは
古来より鍼灸(漢方も)はすべての症状・疾患に対して治療していました。
現在は現代医学(西洋医学)が主流ですが、治すという行為に関してここまで歴史がある医学はありませんし、これからも2000年続くような医学は生まれないでしょう。
長い歴史の中で治療方法が構築され、経験として息づいている医学が東洋医学なのです。
そんな東洋医学は、現代医学と考えが全く異なります。
東洋医学の初期の考えには、陰陽論というものがあります。
すべての物事に対して二つに分けることができる理論です。
それから五行論、陰陽五行論などいろいろな理論が構築され、生物の進化(ダーウィンの進化論)のように東洋医学としての理論が構築し、治療法ができました。
下図は病気のメカニズム(病気になる流れ)として初学者が参考にするものです。
図に対して少し説明すると、
「病因」とは病気・症状を発症させるきっかけです。
例えば、ストレス、疲労、交通事故など身体の外から加わる悪い要因。
「病症」とは、病気(表にでた自覚症状)です。
すべての病気・症状(病症)は、いきなり発症するのではなく、きっかけ(病因)があり発症します。
本来、鍼灸治療は病症もみますが、病因をみて治療するのですべての疾患・症状に治療ができます。
病因が改善すれば、その先の病症が改善または治ることになります。
ゆうしん治療院は、元来の東洋医学の考えをし、病因を探り治療していきます。