不妊症と「福さん式」について|セルフチェックで気づけるカラダのサイン

目次

自分のカラダの変化を気づくヒント 福さん式

妊活の情報を調べる中で必ず目にするのが「福さん式」。
これは元助産師の“福さん”が提唱した、おりもの・子宮口の状態を自分で確認するセルフチェック法です。

医学的な診断ではありませんが、
「排卵が近いか?」
「妊娠の可能性はあるか?」
など、自分の体の変化に気づくヒントとして多くの女性が参考にできます。

今回は、不妊症に悩む方に向けて、福さん式とは何か、メリットと注意点、治療院でのケアと併用するメリットをまとめます。


福さん式とは?

福さん式とは、以下の3つのポイントをセルフで観察する妊活メソッドです。

① おりものの状態

  • 伸びる透明なおりもの → 排卵が近いサイン
  • ベタつく/濁る → 黄体期〜月経前

おりものはホルモン変化を最も反映しやすい指標です。

② 子宮口の位置

  • 高くてやわらかい → 排卵期
  • 低くてかたい → 月経前・月経中

※個人差が大きいため、毎日観察することでパターンが分かるようになります

③ 子宮口の開閉

  • 少し開いている → 排卵前後
  • ぎゅっと閉じている → luteal phase(黄体期)

これらは医療的検査ではありませんが、体のリズムを知る上で有効です。


不妊症の方に福さん式が支持される理由

● 自分の体の変化がわかる

基礎体温だけでは分かりにくい「微妙な排卵タイミング」が把握しやすくなります

● 排卵日予測がより正確になる

排卵検査薬と併用すれば、かなり精度が高い予測が可能。

● 妊活ストレスの軽減

自分で体を理解できている」という安心感が生まれます。


ただし、福さん式にも注意点があります

● 医学的に“診断”できるものではない

排卵の有無、ホルモン異常、卵管の通過性、精子との相性などは病院でしか分かりません

● 触診に抵抗がある人には向かない

慣れるまでは不安を感じる方もいます。

● 子宮の位置は個人差が大きい

後屈・前屈、月経痛の強さによっても変わるため、人と比較しないことが大切


福さん式 × 鍼灸(ゆうしん治療院)の相性

ゆうしん治療院では、不妊専門の鍼灸として、

  • 子宮・卵巣の血流改善
  • 自律神経の調整
  • 冷え・肩こり・ストレス(ストレス由来の不妊症)の改善
  • 体質改善(妊娠しやすい身体づくり)

を得意としています。

● 鍼灸を併用するメリット

福さん式=“タイミングを知る”
鍼灸=“妊娠しやすい身体に整える”

この2つはまったく役割が違うため、併用することで以下のメリットがあります。

✔ 排卵期の変化が分かりやすくなる
✔ おりものの質が改善される(血流とホルモンバランスの安定)
✔ 妊娠しやすい周期リズムが整う

実際にゆうしん治療院でも
「おりものの変化が分かりやすくなった」
「排卵の痛みが軽くなった」
「生理周期が安定した」
という声を多くいただいています。


福さん式のやり方(簡単版)

① 手を洗う

感染予防のため必ず石鹸で。

② リラックスした姿勢で座る

風呂上りがおすすめ。

③ 中指で膣内の奥に触れる

子宮口は“どら焼きのような柔らかさ”と言われます。

④ おりものの色・状態・粘度を見る

スマホのメモやカレンダーに記録するのがコツ。


※福さん式を図を使って分かりやすく説明しています。

詳しくは⇒不妊症の方が記録する基礎体温表の意味

まとめ:福さん式は「体の声を聞くためのツール」

福さん式はあくまでセルフチェック法であり、診断ではありません。
しかし、不妊症改善に取り組む多くの女性が、「自分の体を知るきっかけ」として大切にしています。

不妊治療や妊活は、
✔ タイミング
✔ 身体づくり
✔ ストレスケア

この3つの軸がとても重要です。

ゆうしん治療院では、ホルモンバランスや体質改善を中心としたケアを行いながら、
「福さん式の見方が分からない」
「排卵のタイミングが安定しない」
という方にも丁寧にサポートしています。

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