体外受精の成功率と男性の禁欲期間

不妊治療では、女性因子が取上げられがちですが、実は男性因子も大切と言う研究発表が数多くあります。

男性側テーマの1つとして、「禁欲期間」です。

一昔前は、禁欲期間を設けて精子の量を増やしましょうと言っていた時代があります。

しかし、今では古い考えになりました。

 

以下はインドで実施された、後ろ向き調査です。

2011年~2015年の成績から、禁欲期間が2〜7日間をグループと、8日間以上をグループを対照に1030周期を調べました。

結果は、出産率・着床率・妊娠率とも、禁欲期間が短いほうが成績がよく、出産率は、禁欲期間がよりの短い(2〜4日間)ほうが高いことがわかりました。

禁欲期間が8日以上になるとそれ以下に比べて治療成績が低下することがわかりました。

 

男性の禁欲期間と精液検査結果やパートナーの治療成績との関係については、これまでもいくつかの研究報告がなされていましたが、ART治療成績では初めての研究とのことです。

今回の研究結果から言えることは、ART治療に臨む際の男性の禁欲期間は4日以下にするのがよいということになります。

ただし、男性不妊患者のカップルを対象にした過去の研究では2日以下のほうがよいという報告もあります。

男性不妊患者のほうが禁欲期間の影響を受けやすいのかもしれません。

禁欲期間が長くなることで古い精子が消滅する際に活性酸素が発生し、それによるダメージでDNA損傷率が高くなることが原因と考えられます。

いずれにしても男性パートナーは頻繁に射精するほうがよいようです。

 

優鍼治療院

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