👃 後鼻漏(こうびろう)の原因と鍼灸による改善アプローチ

✅ 「のどに何か流れる感じ」が続いていませんか?
「のどの奥に常に何か流れ落ちる感じがする」
「咳払いが増えた」「口臭が気になる」──
そんな不快な症状の正体が**後鼻漏(こうびろう)**です。
耳鼻科ではよく見られる症状ですが、薬を飲んでもなかなか改善しないという方も多いのが特徴です。
今回は、その原因と、鍼灸での根本的な改善アプローチを紹介します。
🧠 後鼻漏とは?
鼻の奥(副鼻腔)で分泌された鼻水が、
通常は前に出ず、のどの奥へ流れ落ちてしまう状態を指します。
主な症状
- のどの違和感(ネバつき・ムズムズ)
- 咳払いが増える
- 口臭
- 眠りの質の低下(寝ている間に鼻水が落ちてくる)
🌬️ 後鼻漏の主な原因
① 慢性的な鼻炎・副鼻腔炎
アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎によって粘膜が炎症を起こし、
鼻水の性質が変わって粘度が高くなります。
結果、スムーズに排出されず、のどに回ってしまいます。
② 自律神経の乱れ
自律神経が乱れると、鼻粘膜の血流や分泌バランスも崩れ、
**「乾燥と過剰分泌を繰り返す」**状態になります。
ストレスや睡眠不足で後鼻漏が悪化する人が多いのは、このためです。
③ 体の冷え・気の滞り(東洋医学的な見方)
東洋医学では、後鼻漏は「肺・脾(消化器)・腎」の機能低下と関係します。
- 冷えや湿気によって「痰湿(たんしつ)」という粘っこい体質ができる
- それが鼻〜のどにたまり、後鼻漏の原因になる
💬 冷たい飲み物・夜更かし・ストレスが重なると悪化しやすくなります。
🌿 鍼灸での改善アプローチ
① 鼻〜のど周辺の気血の巡りを整える
顔・首のツボに鍼を行い、炎症と粘膜のむくみを軽減。
鼻水の流れをスムーズにし、のどへの流れを減らします。
- 迎香(げいこう):鼻づまり・副鼻腔炎
- 印堂(いんどう):鼻の圧迫感を緩和
- 風池(ふうち):頭重感・後頭部のこりを改善
② 自律神経の調整
頭部・手足にあるツボで、自律神経のバランスを整えます。
- 合谷(ごうこく):顔まわりの血流改善
- 太衝(たいしょう):ストレスによる交感神経過緊張を緩和
→ 鍼灸でリラックスすることで、鼻粘膜の過剰分泌を自然に抑えます。
③ 体質改善(冷え・湿の除去)
「後鼻漏は鼻の病気」ではなく、「体全体のバランスの乱れ」ととらえます。
お腹や足への鍼・お灸で代謝を上げ、体にたまった湿気を排出。
根本から改善を目指します。
💆♀️ ゆうしん治療院での鍼灸施術例 そして体験談
上尾市のゆうしん治療院では、
- 顔〜首まわりの血流を整える
- 自律神経を整える全身調整
- 生活習慣・セルフケアの指導(冷たい飲み物・睡眠など)
を組み合わせ、後鼻漏を「症状+体質」両面からケアしています。
実はわたくし院長も後鼻漏になったことがあります。
一回だけコロナ感染してから毎年花粉症の時期に副鼻腔炎になり、後鼻漏症状がでるようになってしまいました。
耳鼻科でBスポット療法をやりましたが改善せず。
※Bスポット療法とは・・・鼻の奥(上咽頭)に塩化亜鉛を染み込ませた綿棒で直接塗布(または擦り付け)し、炎症を抑える治療法
結局、耳鼻科では改善せず、行くのが面倒になり自分で治療してみようと毎日迎香(げいこう)に鍼をし、結果2週間程度で治ってしまいました。
☘️ まとめ
| 原因 | 対応法 |
|---|---|
| 鼻・副鼻腔の炎症 | 顔面部の鍼・温熱療法 |
| 自律神経の乱れ | 頭部・手足のツボで調整 |
| 体の冷え・湿気 | お灸・生活習慣の見直し |
✨ おわりに
「のどに流れる」「スッキリしない」という不快な感覚は、
放っておくと慢性化しやすい症状です。
薬で抑えるだけでなく、鍼灸で体質そのものを整えることで、
呼吸も軽く、睡眠も深くなることが期待できます。
