Blog:うつに対して激励禁忌?
今となっては「うつ」って良く聞くようになりました。
あなたの周りでも、うつで苦しんでいる方が居るかもしれません。
そんな時、うつに対しどのような対応をしていますか?
一般的に言われているのが、「がんばれ」と激励が禁忌。
本当にそうでしょうか?
英語圏では、うつの方を「encourage=激励、元気つける、勇気付ける」する。
英国で最もポピュラーな教科書「オックスフォード精神医学」での記載です。
「全てのうつ病患者は、支持、激励“encourage“を求めている」
英語圏最大の教科書である「カプラン&サドック精神医学」での記載では、「感情障害:双極性障害の治療」の章で、「家族、知人、一般医は、患者に治療を始めるよう積極的に激励“encourage“しなければならないかもしれない」
具体的な治療法に対しても、「オックスフォード精神医学」同様に激励“encourage“という語が頻出しています。
全体として、英語圏において「うつ病に激励は禁忌」との記述はなく、むしろ、患者を治療へと促すために激励すべきだとされています。
日本で「うつ病に対し激励は禁忌」は、英語圏の精神科医には理解されないでしょう。
*参考図書:うつ病の常識、じつは非常識 井原 裕
上記のように記載ありましたが、case-by-caseの対応は必要です。
うつの方に寄り添った「encourage=激励、元気つける、勇気付ける」を心がける事。
また、うつに対しての認識を持つ事。
そうすれば、うつの方に寄り添うことが出来るかもしれませんね。
ちなみに、うつを認識するための良い映画があります。
「ツレがうつになりまして。」
大変観やすい映画です。
難しい本を読むよりこれを観た方が理解が早いと思います。
昨今うつ病に対しては、多岐に渡る治療法があります。
病院での薬・漢方、カウンセリング、整体などなど。
鍼灸もその1つ。
当院でも、うつ病は改善しています。
YNSAで自律神経の調整。
経絡治療で全身調整。
メンタル心理カウンセラー取得してますので、認知療法で精神面のサポート。
今までの治療がうまくいかなかった人は当院またはお近くの鍼灸院へ。
アプローチをかえて治療してみては。
埼玉県上尾市 優鍼治療院
受付時間:9:00~20:00 (土・日曜日 9:00~17:00)
休診日:毎週水曜日・第3日曜日・祝日
公式HP : https://you-shin89.com/