冬に気をつける身体のことと、鍼灸治療の大切な関係

はじめに 冬に気をつける身体のことと、鍼灸治療の大切な関係
冬になると、なんとなく身体が重くなったり、肩こり・頭痛・冷えが強くなったりしませんか?
これは偶然ではなく、冬という季節が身体に与える影響が大きいからです。
東洋医学では、冬は「腎(じん)」が弱りやすい季節。
そして現代医学的にも、寒さは血流低下・筋緊張・自律神経の乱れを引き起こすことが分かっています。
今回は、冬に気をつけるべき身体のポイントと、
それを整える鍼灸治療の効果について分かりやすくまとめます。
冬に身体が不調になりやすい理由
① 血流が悪くなる
寒さで血管が縮み、全身の血行が低下すると…
- 手足が冷える
- 肩こり・腰痛が強くなる
- 寒さで頭痛が増える
- 生理痛が悪化しやすい
- 不妊症の原因となる血流不足
血流低下は冬の不調の“根っこ”です。
② 自律神経が乱れやすい
寒暖差・強い冷えは自律神経を乱す大きな原因です。
- 朝起きるのが辛い
- めまい・だるさ
- イライラ・落ち込み
- 睡眠が浅い
特に「冬うつ」や「朝が辛い」方が増えるのもこの季節。
③ 内臓が冷えると免疫力が下がる
身体の中心(お腹〜腰)が冷えると、消化器・腎臓・婦人科系の働きが弱くなります。
- 胃腸の調子が悪い
- お腹を下しやすい
- 生理痛・PMS悪化
- 妊娠率の低下
冬に妊活が難しくなる理由のひとつは、深部の冷えです。
では、冬は何に気をつけるべき?
ゆうしん治療院が特に大切にしている3つはこちら👇
① 首・足首・腰を冷やさない
東洋医学では「首」がつく場所は冷えやすいとされています。
- 首
- 手首
- 足首
- くびれ(腰)
ここを温めるだけで、自律神経が整い全身の血流が改善します。
※特に足首を温めます。冷気は足もとが強いので。
② 体の「芯」を温める
カイロを貼る場所としておすすめなのは…
- 仙骨(お尻の少し上)
- おへその下(丹田)
- 腎臓あたり(腰の左右)
芯が温まると、妊活にも非常にプラスになります。
③ 冬こそ睡眠の質が大事
腎を守る=睡眠を整える。
- 23時までに寝る
- 朝は急に動かず、深呼吸してから起きる
- 寝る前のスマホを控える
これだけで自律神経が大きく改善。
冬の不調には、なぜ鍼灸が合うのか?
ゆうしん治療院でも冬に来院者がぐっと増える理由は、
“冬の身体”に鍼灸が非常に相性が良いからです。
● ① 深部の血流を上げて温める
鍼灸は筋肉の奥まで刺激が届き、冷えて固くなった血管を緩めます。
→ 自然に手足がぽかぽかしてくることが多いです。
妊活では子宮・卵巣の血流改善として定番です。
● ② 自律神経を整える
鍼灸後に
「帰ったらぐっすり眠れた」
「呼吸が楽になった」
という方が多いのは、交感神経の緊張が和らぐからです。
冬の倦怠感やメンタル不調に効果的。
● ③ 内臓の働きを高める
お腹・腰・足のツボを使い内臓温度を高めることで…
- 下痢・便秘
- 胃の不調
- 生理痛
- 冷えによる不妊
などに改善が見られます。
冬におすすめのゆうしん治療院メニュー
● 全身調整+サンビーマー
全身調整だけでも効果はありますが、サンビーマーを併用すると効果は倍増。
サンビーマーとは、遠赤外線(ブラックシリカ・炭化物)を使用した医療用レベルの温熱機器です。
一般的な電気毛布やホットパックは“表面だけ”温まるのに対し、
サンビーマーは 身体の深部(筋肉・血管・内臓)を直接温める ことが最大の特徴。
まるで“体の中から温まる”ような感覚になります。
まとめ
冬は「冷え・血流低下・自律神経の乱れ」が最も起こりやすい季節です。
そして、これらはすべて鍼灸が得意とする領域。
冬は身体が本来の力を発揮しにくい時期だからこそ、
鍼灸で整えておくことで春の不調が減り、妊娠しやすい身体にも繋がります。
ゆうしん治療院では、一人ひとりの体質に合わせた施術で、
冬の不調を根本から整えていきます。
お気軽にご相談ください。
