【YNSA学会全国大会2025 in 宮崎】“感覚”の大切さを再確認した一日

2025年11月24日、宮崎で開催されたYNSA(山元式新頭鍼療法)学会全国大会に参加してきました。
コロナ前までは年に2回ほど研修などで訪れていましたが、今回は久しぶりの参加となりました。
会場では、久しぶりにお会いする学会会員の方々も多く、懐かしい気持ちでいっぱいになりました。
かつて一緒に研修に参加し、互いにYNSAの技術を磨き合っていた仲間たちとの再会は、まるで時間が巻き戻ったようでした。



医師による症例報告の増加に驚きと喜び
今回の学会で特に印象的だったのは、ドクターによる症例報告が以前よりも格段に増えていたことです。
医療の現場でもYNSAが注目され、活用されていることを実感し、とても嬉しく思いました。
この療法の可能性が、より多くの分野に広がっていることを肌で感じました。

「感覚」を大切にする治療という共通点
今回は残念ながら創始者の山元敏勝先生はご欠席でしたが、
娘である山元美知子先生による実技を拝見できたことは大変光栄でした。
お二人に共通しているのは、治療において**「感覚」**を何より大切にされている点です。
「なぜそこに鍼をするのか?」という問いに対しても、
先生方は理屈ではなく“感覚的なもの”として説明されていました。
私自身も日々の臨床でこの“感覚”を大切にしています。
しかし、それを言葉で他の人に説明しても、なかなか完全には伝わらないことがあります。
おそらくこれは、大工さん・料理人・職人・製造業の方々など、
繊細な仕事をされている方なら共感できる感覚ではないかと思います。
感覚と経験がつくる「治療の深み」
今回の学会を通じて、改めて「感覚の重要性」を再確認しました。
技術や理論ももちろん大切ですが、そこに“感覚”が加わることで治療に深みが生まれる——
それがYNSAの魅力であり、臨床家としての成長の鍵だと感じています。
これからも、感覚と経験を大切に、よりよい治療を追求していきたいと思います。
宮崎県はのんびり ココロが浄化される場所
大好きな宮崎ですが、写真を何枚か載せます。
「ミヤザキタイム」は時間の流れがゆっくり感じられます。


たまたま現地のカメラ小僧からぬオジサンと海で話したら「スターウォーズの貴重な飛行機が来るよ」と教えてくれました。

ミヤザキタイムでリフレッシュ。
また日々治療に精進します。
