ビオスチームとは?
ビオスチームはよもぎ蒸しが進化した美容健康法で、よもぎの他に9種類の野草と玄米麹菌のスチームを経皮吸収することにより、各効果が見込まれる温熱療法です。
よもぎ以外の各野草は効果を高め、体に吸収しやすいパウダー状にしています。
お湯に入れた瞬間にスチームとして出て、発酵菌と共に身体を包み込みます。
ビオスチームに使用する薬草はすべて飲んだり、食べたりできる安心安全な薬草を使用しています。
負担なく、心地よい温度で身体を温め、リラックスしながら効率よく各野草の効果と発酵菌を吸収します。
経皮吸収について
体は日々、口からは飲食物を鼻からは空気をと“吸収”しています。
胃や腸を通って吸収するとイメージされると思いますが、皮膚からも様々な物質を吸収しています。皮膚や粘膜を経由して、体内に物質が吸収されることを【経皮吸収】といいます。
飲食物などのように胃や腸を通り肝臓で吸収された場合と比べ、皮膚や粘膜から吸収された場合の物質の分解率は2%と、とても低いです。よって、経皮吸収された物質は、体外へ排出されにくいということです。
経皮吸収は、身体の部位によって吸収率に違いがあり、経皮吸収率が一番高いのはデリケートゾーンです。腕の内側を1倍と考えた時、デリケートゾーンの吸収率は50倍とデータが出ています。
ビオスチームは、デリケートゾーンにダイレクトにあたり薬草類の効用を吸収するため、婦人科疾患(生理痛、不妊症)には特に効果が見込めます。
また、便秘解消したとの多くの意見も寄せられています。
他にはない発酵菌効果
人体には、800~1000兆個もの細菌が存在していると言われています。
常に人体に存在する菌を常在菌といい、腸管内や皮膚、口腔や鼻腔など様々な所に存在しています。
種類の異なる細菌同士が互いにバランスを取り合い、身体に侵入した悪い菌の繁殖を抑制したり、発病を防いでくれたりと身体にとって大切な存在です。
しかし、ストレスや疲労により免疫力が低下すると、常在菌のバランスが崩れ、病気やアレルギーなどのトラブルを引き起こします。
発酵菌は、常在菌のバランスを整えると同時に、細胞を活性化させます。
発酵菌にも多くの種類がありますが、その中でも、熱に強く100度以上でも生きている菌は特に、腸内環境を整え、血液をつくり、筋肉や関節の状態を改善します。
また、身体の表面に付着した発酵菌は、皮膚表面の常在菌のバランスを整え、皮膚の調子を良くします。
ビオスチームをまとった後の常在菌は、約2週間生き続け続け、身体の内も外も健やかな状態へ導いてくれます。
このような方に効果的
【不妊・婦人科】・・・膣に直接スチームがあたることにより、骨盤の血流量が増加し、子宮が柔らかくなる。
【美肌】・・・血流が促進され代謝が良くなり、肌のターンオーバーが活発になる。薬草と発酵菌によってシミ・そばかす・たるみにも効果あり。
【美髪】・・・身体が温まることで頭皮の血行がよくなり、薬草と発酵菌をまとうことで、髪が柔らかく指通りが良くなる。
【便秘】・・・薬草の調整作用や下半身が温まることにより、お通じがよくなる。
【免疫力UP】・・・身体の体温と代謝があがり、免疫系が活性化
など、多くの効果が見込めます。
ビオスチームの流れ
①着替え(専用のマントを着て頂きます)
②椅子に座って頂きます(椅子には穴が開いており、その穴からスチームを全身にまといます)
③定期的にお声がけをさせて頂きます。
④トータル30分。最後の10分はお好みで頭までマントを被って頂きます。
⑤終了後はスチームの成分を取り込むため、オイルを塗って頂き終了になります。
*ビオスチームを受けている際は、大量の汗をかきますので、水分をこまめに摂取して頂きます。
各野草の効果
・よもぎ・・・造血作用、貧血改善、心筋梗塞・脳梗塞予防、整腸作用、便秘解消、抗発がん作用など
・クマザサ・・・血圧・コレステロール値低下、動脈硬化予防、貧血予防、胃炎や胃潰瘍の予防、ニキビの改善など
・モリンガ・・・抗酸化作用、アンチエイジング、便秘解消、不眠、抗発がん作用など
・柿の葉・・・美白・美肌作用、免疫力アップ、高血圧予防など
・松・・・浄化作用、造血作用、抗酸化作用、神経痛軽減、リラックス効果など
・ドクダミ・・・むくみ、冷え性改善、胃腸改善、ダイエット効果など
・スギナ・・・老化予防、活性酸素除去、自律神経調整、美髪、美肌など
・ウコン・・・消化不良改善、抗酸化作用、抗炎症作用、関節リウマチ改善など
・カカオ・・・抗ストレス作用、整腸作用、しあわせホルモン分泌、リラックス効果など
・オミキ・・・美肌、整腸作用、風邪予防、利尿作用、目の疲れなど