妊活:カフェイン編
目次
妊活にカフェイン禁?
妊活の方にカフェインは「禁」。
そんな事を聞いたことはありませんか?
カフェインは精神に作用します。
カフェインの含んでいる飲み物はコーヒー、紅茶、コーラ、ココア、マテ茶など。
これらは嗜好品なので毎日飲んでる方は多いでしょう。
妊娠期カフェイン摂取の危険性
妊娠期におけるカフェイン摂取の危険性が指摘されたのは1980年の論文がきっかけです。
カフェイン飲料を飲むと、その成分はあらゆる細胞に直ちに吸収されます。
卵巣、子宮、卵管などの生殖器も例外ではありません。
受精卵や胚にも。
カフェインが卵管の筋肉収縮を妨げます。
またカラダを冷やす飲み物でもあります。
その結果、不妊の原因になったり、胎児の心拍数が上がったり、動きのパターンが変わったりすることも。
妊娠期カフェイン摂取の調査
カフェイン摂取についてはいろんな分野の研究機関が善し悪しを言っています。
ある研究機関では2~3杯なら問題ないと。
そこで近年、アメリカのハーバード大学が大規模調査しました。
結果、コーヒーを飲む人と、そうでない人では妊娠率にかわりはありませんでした。
排卵障害や子宮内膜症、卵管閉塞と言った不妊の原因と、コーヒーを飲む人との関連を分析しても、特にどの不妊原因もコーヒー摂取との関連性は認められませんでした。
しかし、カフェインと流産について、多くの研究で関連があるともされています。
結果としては、1日2~3杯のコーヒーであれば妊娠に大きな影響がないことが分かりました。