パーキンソン病にYNSA(漢方編)
YNSAとは山元式新頭鍼療法のこと。
宮崎のドクターが経験を積んで出来た鍼灸治療です。
この治療は日本より海外の方が知名度が高いです。
山元先生は昔から創始者とし、数々の国を今でも講演に呼ばれます。
今年は山元先生が本を出版し、ベストセラーにもなり知名度は上がったかと。
山元先生の病院にYNSAの研修に行くとYNSAの効果でびっくりするのは当たり前。
更にびっくりすることは、ある漢方を握らせただけで、片麻痺で歩けなかった人が歩ける。
脳卒中後の手足の灼熱感が、握っているだけで改善する。
研修に行くと、そんなびっくりする光景を目撃します。
YNSAは鍼治療ですが、今回は当院でその漢方を握らせて効果が出たケースです。
身体の異変に気付き、パーキンソン病と診断された68歳女性。
8年経過し、何とかしたい思いで当院に3時間かけて来院。
薬は1日に4回。
本人はこれ以上は薬を増やしたくないと。
もちろん、薬が切れるとパーキンソン病の症状が出現。
極度に動けなくなります。
下の写真は、漢方を握らせる前後の経過です。
薬の効果が切れ、うまく立ち上がれない様子です。
漢方を握ってもらいます。
起立が出来、らくに歩けるようになります。
さらに、違う漢方を持ってもらうと更に動きが軽快します。
本人・家族一同たいへん驚かれていました。
握らせたわたくしも効果がすごく驚きました。
この方には、漢方を持ち帰ってもらい生活しています。
以前より動けるので、「グランドゴルフを楽しめた」とおっしゃっていました。
他にも肩こり、腰痛の一般的な症状から脳卒中の方まで試していますが、さすがにみなさんに効果があるわけではないです。
今のところその効果は半々です。
ただし、YNSAでも十分に効果がありますので付加治療として当院は漢方を使用しています。
YNSAの知名度はまだ高くありません。
鍼灸師でも知らない人が多いです。
YNSAを試したい方は、お近くで探してみて下さい。