鍼灸師のたまご お灸の練習
鍼灸師は3年または4年間の学校を卒業してから国家試験を受けます。
「国家試験に合格=治療ができる」ではありません。
鍼灸師は合格してからの道のりが大変です。
鍼灸師になってから10年後、鍼灸師として働いている人の統計があります。
他の医療職(医者、看護師検査技師など)では、ほとんどが同じ職で働いているでしょう。
しかし、鍼灸師は違います。
10年後に鍼灸師として働いている方は3%しかいないのです。
たった3%。
何故かと言うと・・・。
想像にお任せします。
一般企業(社会全体)でも、10年後の生存率の統計があります。
一般企業で7.7%。
これも驚きですが、開業は誰でも出来ますが、継続となると生き残るのは極一部になります。
当院の鍼灸師のたまごは一学年ですが、もうすでに知識・手技の練習を課しています。
鍼灸師となり、10年後3%に入るために。
毎日毎日お灸の練習をしています。
学生レベルでは十分すぎるほど形・大きさが良いのですが、臨床ではまだまだ。
まだ出来ないのは当たり前とは言わさず、今も溜息をつき練習しています。
がんばれ、鍼灸師のたまご。