41歳 妊活1年半後に当院来院 早期に妊娠でき出産までの経過
ゆうしん治療院に来院するまでの流れ
結婚三カ月後から某埼玉県内の病院で妊活開始。
ゆうしん治療院に来院前は、違う鍼灸院に2か月間治療をしている。
当患者さんは看護師資格があり、他の鍼灸院に医療として疑問を持ち、ゆうしん治療院に来ることになりました。
わたくしも鍼灸師以外の医療資格を持っているので、病院勤務(医師、看護師など)の医療現場を知っていると、接骨院・鍼灸院または整体・マッサージでの施術に対して疑問を持つ方が少なからずいると思っている。
初診では、今までの流れ・これからやるべき事など詳しくお話します。
ゆうしん治療院または病院の治療だけでなく、夫婦で出来ることにより更に最短の期間で結果が出るように協力して頂きます。
みなさんが知らないだけで個々で出来る事はいっぱいあります。
また、間違ったことをされている方もいますので修正をすることもあります。
なるべくエビデンスを基にお話しさせて頂きます。
41歳妊活中の状況
病院では体外受精に向けて採卵へ。
AMHは0.6。子宮筋腫あり。
身体の症状は、頭痛・肩こり・腰痛・頻尿・便秘・冷えのぼせ(自覚として手足・腰・お腹の冷えが気になる)
経血の状態:経血の質はややどろどろ、血塊は小指大の大きさ、経血の色は黒っぽい。
月経前の症状:頭痛・腰痛・過食
1回採卵し体外受精するも陰性。(採卵後のグレードは不明)
治療から陽性反応が出るまで
当院のベースは経絡治療で身体の状態を改善させる。
今回の方でいうと、頭痛・肩こり・腰痛・頻尿・便秘・冷えのぼせなど。
鍼灸治療の良いところは、不妊に対し結果を出すことと、今ある各症状を改善させることが出来る。
人によっては不妊症の原因が患部(骨盤内、ホルモン)に原因があるのではなく下記のように不妊症になってることが多く存在する。
例1)ストレス→体の緊張→冷え・凝り→交感神経優位→ホルモンバランスが乱れる→不妊症
※不妊症の原因がストレス由来と多くの機関がエビデンスをだしている。骨盤内だけとした場合は、ピックアップ障害が多い。
例2)冷え性→下肢浮腫み・骨盤内の冷え(下肢から戻る静脈は卵巣に接している。足が冷たいと卵巣が冷え、良質な卵子に育ちにくい、内膜が厚くなりにくい、女性ホルモンの乱れなどが起こる)
例3)不眠症または不規則な睡眠リズム(寝る前の携帯)→ブルーライトが脳を活性化→ホルモンの乱れ→不妊症
※女性は睡眠リズムが乱れていると不妊症率は2~3倍になる。
他にも様々なプロセスにより要因ができ不妊症になります。
器質的な不妊症は全体からすると少ないです。
現代医学の病院ではあくまでも各機能だけ(卵巣、卵管、ホルモンなど)の問題として治療します。
当院はエビデンスを基に陰部神経を活性(良質な卵子育成)、サンビーマーで深部体温の上昇などの施術もします。
※陰部神経を刺激することにより、良質な卵子が採卵出来る・採卵数が増える・妊娠率が上がるなどのデータが学会発表されています。
サンビーマーも妊娠に有効だと多くの病院が学会発表されています。
この方の施術方針は、AMHが0.6と低いが三ヵ月かけて良質な卵子を育てるという事になります。
基本、年齢とともに卵子(精子)の質は下がります。
当院で出来る事は、「妊娠させる」ではなく、「妊娠できるカラダづくり」。
「妊娠できるカラダ」ではないといくら治療をしても結果はでません。
結果、三カ月後の採卵・移植で妊娠判定が出る。
妊娠中の施術
ゆうしん治療院では陽性判定後は個々に選択して頂いています。
①陽性判定後 卒業
②胎嚢確認するまで継続施術
③胎嚢確認したらメンテナンスとして2週間に1回のペースで施術
妊娠判定後でも下記項目に効果があります。
・つわり改善
・肩こり腰痛などの各症状改善
・お腹の張り感
・安産に向けて
・逆子改善
そして、妊娠26~28週になったら自宅でお灸をして頂きます。
そのお灸をすることによって、子供の「運動神経・音感の上昇」、「肌がきれいになる」ことが出来ます。
出産後または二人目妊娠治療時にはよく「本当にお肌が白い(キレイ)」と評価を頂きます。
昔から経験としてそうなることが分かっています。
当院に来て頂いた方には、どうしてその様になるか簡単に医学的な解説をして理解して頂いています。
逆子の鍼灸施術 そして出産へ
今回の41歳のこの方は逆子の施術もしました。
人によってはたった一回で逆子が治ります。
治らない方も。
逆子と判明してからすぐに施術すると治りやすいです。
反対に逆子の期間が長いと治るのが難しくなるという事はデータでもでています。
今回は逆子と判明してから時間が経ってからの施術。
判明してからは週一回の施術をしました。
なかなか治らず、帝王切開の為入院。
入院してエコー検査したら逆子が治っていることが判明。
そのまま帰宅になり、予定日で無事3,600gの赤ちゃんが誕生しました。
※ゆうしん治療院では出生体重を3,500g(なるべく大きく)目標に出産した方がいいと説明します。
統計調査によって出生体重があるほどその子が成人病などのリスクが低いことが分かっています。
※「小さく産んで大きく育てろ」は最近の医学(最近のエビデンス)としては古い話です。
ゆうしん治療院はその個々に合わせてサポートします
ゆうしん治療院に来て頂いている方は、不妊治療目的が一番多いです。
不妊治療の方は、妊娠後でも一定の割合(3~4割)の方が出産近くまで施術をします。
他の治療院と比べると、不妊治療から出産後までトータルのサポートさせて頂いています。
そしてゆうしん治療院(東洋医学)は、その悩みだけでなく、その身体全体を本来の良い状態へと導くように施術しています。
不妊治療の方は妊娠が一番のテーマですが、冷え性や肩こりなどの改善も行い、より良い妊婦生活、安産、出産後へとアプローチにもなっています。
治療内容も個々によって調整します。
※東洋医学と現代医学は目的を治す事は同じですが、アプローチの仕方が違います。病気・症状によっては東洋医学が優れている場合もあります。
今まで結果が出ない方は鍼灸治療を考えてみるのもいいでしょう。
現代医学とはアプローチが違いますので結果が出やすいかもしれません。