ぎっくり腰は腰だけが原因ではない?|63歳女性の症例をご紹介|上尾ゆうしん鍼灸院

「2日後の大切なイベントまでに少しでも良くなりたい」
今回ご紹介するのは、63歳女性の患者様です。
来院される1週間前にぎっくり腰を発症し、病院では筋挫傷と診断されました。
腰の痛みは少しずつ落ち着いてきたものの、
椅子から立ち上がる時や歩き始める時に、腰だけではなく背中まで痛みが広がる状態でした。
そして何より、
来院の2日後には、どうしても外せない大切なイベントが控えていました。
「何とか間に合わせたい。」
そんなお気持ちで当院へ来院されました。
ぎっくり腰の背景にあったもの
詳しくお話を伺うと、ぎっくり腰が起きる前から身体には負担が積み重なっていました。
約3か月前から仕事量が増え、身体を常に動かす業務を続けていたこと。
さらに、新しく習い事も始められ、とても充実した毎日を送られていました。
一方で患者様は、
「何かしていないと落ち着かない。」
という性格で、
本当はゆっくり休みたいと思っていても、なかなか休めないとのことでした。
身体は休息を求めていても、気持ちは頑張り続けてしまう。
このような状態が続くと、疲労は少しずつ蓄積していきます。
そこへイベントの準備や緊張も重なり、身体が耐えきれなくなって症状として現れた可能性が考えられました。
痛みが長引くと身体はさらに硬くなる
来院されたのは発症から約1週間後。
この頃には痛みだけではなく、
「痛みをかばう身体のクセ」
も強く出ていました。
実際に身体を確認すると、
腰だけではなく、
- 背中
- お尻
- 腰回り全体
がまるでコルセットを巻いているように硬くなっていました。
痛みを避けようと無意識に力が入り続けることで、筋肉はさらに緊張し、動きにくさにつながることがあります。
当院で行った施術
ぎっくり腰では、
痛い場所だけを強く施術すれば早く治るというわけではありません。
当院では、
身体全体のバランスを確認しながら経絡治療を行い、
腰だけではなく、痛みに関係する部位へ鍼とお灸を行いました。
また今回は、
施術中だけでも心と身体の力を抜いていただくこと
を特に大切にしました。
リラックスすると筋肉の余計な緊張が和らぎ、身体は本来の動きを取り戻しやすくなります。
施術後の変化
施術後は、
立ち上がる動作や身体を動かした時の痛みが軽減し、
腰の可動域も大きく改善しました。
患者様も、
「動きやすくなりました。」
と安心されたご様子でした。
そして迎えた大切なイベント
2回目の来院時、
患者様は笑顔で、
「イベントは大成功でした!」
と報告してくださいました。
さらに、
「腰の痛みも全く気にならず過ごすことができました。」
との嬉しいお言葉もいただきました。
その後は再発予防と健康維持のため、現在も定期的なメンテナンスとして通院されています。
また、施術を気に入ってくださり、ご主人様にもご紹介いただき、現在はご夫婦で通院していただいています。
本当にありがとうございます。
「頑張りすぎ」が身体からのサインになることも
ぎっくり腰は、
重い物を持った瞬間だけに起こるとは限りません。
実際には、
- 疲労の蓄積
- 睡眠不足
- ストレス
- 身体を休ませる時間が少ない
- 緊張が続く生活
など、さまざまな要因が積み重なり、ある日突然症状として現れることがあります。
特に、
「まだ大丈夫。」
「もう少し頑張ろう。」
という方ほど、身体のサインを見逃してしまうことがあります。
早めのケアが回復への近道
腰に違和感がある。
最近疲れが抜けない。
身体がいつも張っている。
このような状態は、身体からのサインかもしれません。
痛みが強くなってからではなく、違和感の段階でケアを始めることで、身体への負担を減らせる可能性があります。
上尾ゆうしん鍼灸院では、お一人おひとりのお身体の状態や生活背景まで丁寧にお伺いし、その方に合わせた施術を行っています。
ぎっくり腰や慢性的な腰痛でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

