不妊治療:各国の体外受精による出産率
日本の不妊治療(体外受精)の現状
日本の医療は世界で最高水準!!
そう思う人は多いと思います。
私もそう思います。
実はそうでない事も。
世界各国のART(生殖補助医療)の実施状況をモニタリングしている組織「国際生殖補助医療監視委員会:ICMART」の報告です。
日本は、1回の採卵あたり出生率が60ヶ国・地域中で最下位です。
簡単に言うと、体外受精しても出産まで至らないと言う事。
そんなはずがない、と思いたいところですが・・・。
出生率が低い一方で、日本はARTの実施件数は、60ヶ国・地域中で第一位。
つまり、日本は国際的にみると、「妊娠できない不妊治療が非常にたくさん行われている」という事になります。
実施件数は第2位の米国の1.6倍にあたります。
日本の技術力が低いのか?
なぜ不妊治療の結果が悪い?
参考図書の浅田先生(浅田レディースクリニック理事長:日本生殖医学会認定生殖医療専門医)は、「日本の技術力は低いと思いません。むしろ欧米より技術力が高いのでは」と。
でも、この結果は?
浅田先生は、著書の中で出生率が低い理由に触れていません。
では、原因は?
他国に比べて日本が低い理由。
生活習慣?
セックスの回数(世界で圧倒的に回数が少ない)?
食生活?
ストレス?
皆さんはどう思いますか?
皆さんが思った答えを改善すれば結果が出るかもしれませんね。
人によっては、妊娠率を上げるために、漢方・整体・鍼灸・生活習慣改善をしていると思います。
漢方・鍼灸はその身体の体質改善することが出来ます。
漢方はその人に合った処方が必要なので、専門としている所に行くと良いでしょう。
鍼灸は体外受精前に施術すると、施術しない人より15%も妊娠率が上げると臨床データがあります。
鍼灸を検討されるのも良いと思います。
参考図書:不妊治療を考えたら読む本 科学でわかる「妊娠への近道」
著者:浅田義正/河合蘭 講談社出版 2016年7月20日発行
埼玉県上尾市 優鍼治療院
受付時間:9:00~20:00 (土・日曜日 9:00~17:00)
休診日:毎週水曜日・第3日曜日・祝日
公式HP : https://you-shin89