子宮内膜が厚くならない方へ 当院での子宮内膜を厚くする&妊娠率を上げる方法
今までで一番子宮内膜が厚くなった方
移植周期によって治療法を変えています。
移植直前または採卵がすでに済んでいる方は、子宮内膜を厚くする施術をします。
ご存じのように子宮内膜が薄いと移植できません。
最低でも8㎜は必要になってきます。
子宮内膜は卵が潜り込む大事なトコロです。
当院の患者様たちは子宮内膜が10㎜以上の方が多いです。
少し前までは子宮内膜が最高17㎜の方がいました。
最近、移植当日に19.5㎜の方がいました。
個人的にはそこまで子宮内膜が厚くなった方は初めてです。
病院の先生も驚かれた事でしょう。
子宮内膜の重要性
移植後、卵子は子宮内膜に潜り込んでいきます。
当日に1/3潜り、3日間で全体が潜り込みます。
卵子が潜り込む厚さは10㎜あったら数字上では十分です。
しかし、子宮内膜の厚さがあっても子宮内膜に血流が十分に通ってなかったらどうなると思いますか?
卵子は子宮内膜から血液という栄養をもらいます。
血流が悪い≒内膜が冷えている、栄養が不十分=卵子に十分な環境を提供できない。
布団に例えると、
内膜の厚さ=布団の厚み
内膜の温かさ=布団の温かさ
この二つがあっていい環境を言えます。
布団が厚くても、布団が冷えていたら快適ではないですよね?
要は、子宮内膜が厚くても血流が悪いと妊娠に至らないことがあります。
※子宮内膜と妊娠率の論文多数あり
子宮内膜を厚くする当院の治療方法
子宮内膜を厚くする方法は2つあります。
まずは、サンビーマーを使用する事。
このサンビーマーは子宝治療の方に毎回使っています。
下記はサンビーマー制作会社が作成したものです。
サンビーマーは子宮、卵巣に行く動脈血流量を増やす、温めることにより効果を発揮します。
詳しくは➡サンビーマーについて
もう一つの治療は臀部(特殊な場所)の刺激をすることです。
この治療方法は子宮内膜が厚くなる、きれいな三層構造の子宮内膜になることが画像から分かっています。
以上の治療法により、なかなか子宮内膜が厚くならない方は改善が見込めます。