西洋(現代)医学と東洋医学の違い
西洋医学とは
西洋医学は皆さんが身近な病院、クリニックが行っていることです。
症状があれば先生に問診、検査、処置、処方されます。
もし原因不明となれば西洋医学としては為す術がありません。
東洋医学をしていますと
「耳鳴があるんだけど、病院の検査では問題がない」
「痺れがあるんだけどレントゲン、MRIでは問題ない」
などなどの相談を受けます。
西洋医学では検査に問題がなければ手の施しようがありません。
そこがデメリットです。
東洋医学とは
東洋医学は2,000年続くと言われています。
昔は今みたいに検査(血液検査、画像検査など)方法がありませんので、診て・聞いて・嗅いで、触れて診断していました。
その診断技術が優れ、特に漢方でも使う【脈診】、【舌診】、【腹診】があります。
わたくしも上記3つは使う診察方法ですが、身体の中で何が起きているのかを推定して治療することが出来ます。
この西洋医学と東洋医学の違いを図を使って次に説明しようと思います。
西洋医学と東洋医学の違い
分かりやすく『樹』で例えてみます。
西洋医学は見えているところ(血液検査、画像検査など)に異常がなければ治療が出来ません。
『樹』の見えているところなら、枝を伐採したり補強したり、栄養を与えたり、見えているところなら処置が出来ます。
東洋医学は見えているところはもちろん、見えていないところも推測して治療することが出来ます。
例えば、見えていない根を元気にしたり、土に栄養を与えることが出来ます。
根や大地に栄養があれば見えているところは自ずと健やかになります。
身体が元気になる(免疫、臓器、血流など改善)ことによりその疾患・症状を自分で治せるようになります。
下記の図で比較が出来ます。
根本的に身体が元気でないと、症状・疾患は出現しやすくなります。
身体が元気であればその症状・疾患を発症させないで抑えつけることが出来る、または改善させることが出来るのです。
病院・クリニックに通院しているが、身体で悩まれている方は根本的なことを見直してみるのが良いでしょう。