新事実‼高血圧と塩分は関係ない
いつから「食塩の採りすぎは血圧をあげる」と言われてきのか。
大方そう思っているはず。
私も医療現場(透析施設:塩分制限の話をよく患者さんに話していた)で、塩分の採りすぎは高血圧になるとされているし、本にも学会発表にも書かれている。
しかし、それは大方間違いでした。
ホンマでっか!TVで武田先生が、「日本人の5人に1人だけが食塩に対しての高血圧」と発言したので気になり調べてみました。
厚労省が3年ごとに行っている調査では、平成23年の高血圧患者約906万人に対し、平成26年の高血圧患者約1010万人。
減塩が叫ばれている中で、患者数は減らない。
なぜ?
高血圧には塩に対し、感受性の2タイプがあります。
・食塩感受性高血圧
・食塩非感受性高血圧
食塩に影響されるのが、食塩感受性高血圧です。
割合は、全体の20%の人だけ。
これは食塩に反応しやすい遺伝子の関連があります。
5人に1人だけしか食塩に対して血圧が上がらないのです。
残りは、食塩非感受性が50%。
あとは、食塩と他の要因が加わることで血圧が上がる人は30%。
純粋に食塩だけで血圧が上がる人は少ないのです。
ただし、昔からの製法で作った塩(ミネラルたっぷりの塩)と現在大量に作られている塩(イオン交換機で精製された塩:塩化ナトリウム)では意味合いが変わってきます。
ここではこの2つの塩に関して詳しく触れませが、塩化ナトリウムはあまり良い塩ではありません。
まとめると、
・塩分と血圧は関係ない
・塩化ナトリウムよりミネラルたっぷりの塩に切替える(推奨)
優鍼治療院
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